スクウェア・エニックスは3月19日、『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』の世界累計出荷数とダウンロード販売本数の合計が200万本を突破したと発表した。1年半をかけての大台突破となる。昨年3月に150万本出荷が発表されており、そこから1年間で50万本を積み上げたことになる。
『オクトパストラベラー』は、スクウェア・エニックスとアクワイアが開発したRPG。プレイヤーは8人の旅人の中からひとりを選び、個人的な目標を達成するため、あるいは過去のしがらみを断つためなど、それぞれの目的をもって世界を旅する。旅人たちは冒険の途中で合流することができ、8人分の物語を1周で楽しめる。8人の主人公はフィールドコマンドという独自能力を持っており、街ゆく人のアイテムを盗んだり、あるいは買い取ったり。誘惑したり、または導いたり。決闘したり、情報を聞き出したり。さまざまなインタラクションが可能となっている。
『OCTOPATH TRAVELER』の最大の特徴は、ドット絵と3DCGの画面効果を融合させたHD-2D。ピクセルアートをベースにしながらも、奥行きと立体感のある世界を旅する。戦闘については、コマンドバトルを採用。ターン制のコマンド戦闘をベースにしつつ、ブレイクやコマンドブーストなどを導入し戦闘に深みをもたらす。バトルにおいても、HD-2Dの迫力あるエフェクトや演出が、戦いを盛り上げていく。
『OCTOPATH TRAVELER』は、Nintendo Switchにて発売された直後から品切れが続出し新規タイトルとしてヒット。快適さやロールプレイの自由度、そして懐かしくも新しいビジュアルなど、RPGの楽しさを追求したゲームデザインが国内外で評価されていた。昨年にはSteam版が発売され、こちらも好評。スマートフォン版も現在開発されており、スクウェア・エニックスの新たなRPGフランチャイズとして前進し続けている。