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ゲーミングキーボードの選び方とおすすめ

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反応速度が変わる アクチュエーションポイントってなに?

出典:amazon.co.jp

ゲーミングキーボードを購入するのなら、事前知識としてアクチュエーションポイントのことは知っておきたいところです。

アクチュエーションポイントとは、キーを押したときに反応するポイントの名称です。この反応する場所が浅いと早く、深いと遅く反応します。ゲームにはよりますが、基本的に反応速度が早いことでのメリットは多くあります。

しかし、浅ければ浅いほどいいキーボードというわけではありません。確かに上級者レベルになると、少しでも反応速度を早くするために浅いタイプを選ぶことが多くなります。

ただ、反応速度が早いということは、誤操作が増える危険性もあるのです。しっかりと押し込んでいないのに反応してしまい、操作しにくいと感じることもあります。そのため、浅ければいいわけではないということです。

色々な深さのキーボードがありますが、それぞれ特徴があるので好みの操作感、打鍵感に合わせて選びましょう。

ゲーミングキーボードの選び方

ここからは、機能や操作感に合わせてゲーミングキーボードの選び方を説明していきます。
初めての購入という方にもわかりやすいように解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

キースイッチの種類で選ぶ

まずは、キーボードのキースイッチの種類について解説していきます。
キースイッチの種類によって、反応速度や打鍵感、静音性などが大きく変わってきます。
操作感にも好みがあると思うので、気になったものは実際に触ってみることをおすすめします。

薄さが魅力のパンタグラフ方式

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一般的なキーボードから紹介していきます。
パンタグラフ方式は、ノートパソコンによく使われている形です。

薄型で軽い操作感ですが、可動域が狭くカチッと押し込んで反応させるので、他のキーボードに慣れると押しにくさを感じるかもしれません。

また。スイッチが一枚のシートで作られているので、スイッチの同時入力時の正確性や反応速度といった性能はあまり期待できません。

このことから、長時間の使用やゲーミングキーボードとしての使用は不向きだといえます。

リーズナブルなメンブレン方式

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メンブレン方式は、一般的なデスクトップパソコンに付いているキーボードです。ソフトな打鍵間で静音性が高いです。薄型のパンタグラフ方式に比べると疲労感がたまりにくいので長時間の使用にも対応できると思います。

しかし、パンタグラフ方式と同様に一枚のシートにスイッチが付いているため、正確性や反応速度に期待はできません。ゲーミングキーボードとして出ているメンブレン方式のキーボードもありますが、エントリーユーザー向けです。

ゲーミングキーボードの主流、メカニカル方式

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ゲーミングキーボードで多く使われているのがメカニカル方式です。キーの一つ一つにスイッチが付いているので、同時入力時でも誤入力が起きにくく、反応速度も高いです。

メカニカルキーボードの中でも細かく種類が分かれており、打鍵感やアクチュエーションポイントによる反応速度も変わります。この細かい種類を「軸」といいます。

作っているメーカーによって異なりますが、「赤軸」「青軸」「茶軸」「銀軸」が主流のタイプでスイッチの特徴がそれぞれ変わります。この軸について詳しくお話しすると、とても長くなってしまうので、今回はわかりやすく簡潔に解説していきます。

「赤軸」は軽めの打鍵感により疲労感が蓄積しにくいのが特徴です。
また、静音性が高いので静かに操作したい方にも向いています。

「青軸」は打鍵感が強く、しっかり下までカチッと押し込みます。
入力ミスを防ぎたい方や、強い打鍵感が好きな方に適しています。
タイピング音は大きめで、疲労感がたまりやすい傾向があるので長時間の使用にはあまり向いていません。

「茶軸」は赤軸と青軸の中間の打鍵感、静音性を持っています。
どれにするか悩んでしまって決められない、という方は茶軸にしておけば間違いないです。

「銀軸」はアクチュエーションポイントが浅く、早いタイピングに適しています。
とにかく早い反応速度のキーボードが欲しいなら銀軸がおすすめです。

最初から銀軸を使うと誤入力が多く、ストレスになってしまうこともあるので覚悟しておきましょう。もっと細かく知りたい方は、実際に押し比べてみるのが一番だと思います。

特徴を考えながら押してみると意外と違いがわかりますので、ぜひ比べてみてください。

上級者の仲間入り、静電容量無接点方式

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静電容量無接点方式という名前は、あまり聞き慣れない方が多いかもしれません。
しかし、使う方により好みはありますが、金額や性能を考えると最高クラスのキーボードです。

静電容量無接点方式は、キーとスイッチの間に物理的な接触がなく、キーを押したときに発生する電気によって入力する仕組みです。そのため打鍵感は軽めですが特殊な押し心地で好みが分かれます。静音性が高く、疲労感もたまりにくいことから長時間の使用にも適しています。

また、キーとスイッチの間に物理的な接触がないことで、耐久性も他のキーボードに比べると高く、長期間使用し続けられます。

ただ、ほとんどが3万円を超える高額な価格設定になっています。
キーボードで3万円はかなり高い分類に入るため、気軽に購入することはできません。

特殊機能で選ぶ

ゲーミングキーボードの機能は、プレイするゲームによって必要なものが変わります。
FPSやMMOなど、どんなゲームをよくプレイするか必要な機能を考えてみましょう。

FPSなら同時入力に強いキーロールオーバー

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キーロールオーバーとは、キーの同時押し可能数を表す言葉です。例えば「6キーロールオーバー」なら6個までの同時入力に対応しています。性能が高いものだと「20キーロールオーバー」といいうものまで存在しますが、6キー程度カバーできていれば問題ありません。

このような、キーの同時押しをしたときに誤入力がないための機能に「アンチゴースト機能」というものがあります。FPSなどの複数キーの入力をする場面が多いゲームでは、付いていた方がうれしいですね。

MMOならコマンド省略のマクロ機能

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コマンドやパスワードの入力作業が多いMMOでのプレイには、マクロ機能が欠かせません。マクロ機能とは、あらかじめコマンドのショートカットキーを設定しておける機能です。コマンドでスキルの使用スピードを速くすることで、快適性はとても上がります。

物によって設定できる数が異なるのでチェックしておきましょう。

サイズで選ぶ

キーボードには、テンキー搭載のフルサイズキーボードや必要最低限のキーのみを搭載した縮小版があります。
ゲームだけではなく、普段の使い方も考えて選ぶことが大切です。

入力作業にも使うならフルサイズ

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日頃パソコンを使用するときに数字の入力が多くある場合には、テンキーが搭載しているフルサイズタイプがおすすめです。しかし、ゲーム専用であればテンキーが必要になることは少ないです。

テンキーがあることによって、マウスとの距離が離れてしまい操作感は損なわれてしまいます。
マウスを大きく動かすゲームでは、キーボードにぶつかってしまうこともあるので、気をつけましょう。

小型化優先のテンキーレス

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基本的にゲームをするだけであれば、テンキーレスモデルの小さめなものがおすすめです。やはり、マウスを動かしながら操作することが多いので、距離を近くして可動域を広げると使いやすいでしょう。

ただ、製品によって縮小率が違うので、欲しいキーがあるかどうか確認をしてから購入するようにしてください。

キー配列で選ぶ

キー配列が違うとキーの形や入力される文字が変わってくるので、操作感に大きく影響します。
サイズと同様に、日常で使うことを考えて選ぶことが大切です。

使い慣れた日本語配列(JIS)

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特になにも理由がなければ日本語配列(JIS)を選びましょう。
日本語配列には「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」のキーがありますが、次の英語配列(US)にはありません。

また、英語配列と比べるとエンターキーは縦長で、バックスペースは小さいのが特徴です。仕事でも使用する場合には、慣れている日本語配列で選ぶのが安心です。

海外式なら英語配列(US)

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英語配列(US)は、エンターキーとバックスペースキーが横長で大きいのが特徴です。日本語配列で紹介したキーがないので、スペースキーがその分大きくなっています。スペースキーをよく使うゲームであれば、スペースキーの大きさがメリットになることもあります。

しかし操作性は変わるので、普段使いのこともよく考えた上で決めてください。

接続方式で選ぶ

接続方式は有線と無線に分けられます。
性能には大きな違いは出ませんが、細かいところまでこだわっていきましょう。

据え置きなら有線

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有線接続には「USB接続」と「PS/2ポート接続」があります。PS/2ポート接続は旧型の接続ですが、同時入力キーの数が多いです。

ただ一般的にはUSB接続が採用されているので、USB接続を選びましょう。

移動がしやすいワイヤレス

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主にBluetoothで接続するワイヤレス接続は、遅延の発生や誤入力が発生するといわれることもあります。
しかし、プロゲーマーでもワイヤレスを取り入れていることもあるので、性能面では有線接続との差はほとんどありません。

ワイヤレス接続を取り入れるメリットとしては、移動ができるところです。パソコン周辺の配線がスッキリするところもうれしいですね。

ブランドで選ぶ

パソコンゲームの人気が上がるにつれて、ゲーミングキーボードのメーカーも数多く登場しました。
全てのメーカーを紹介することはでき、人気のメーカーに絞って特徴を紹介していきます。

デザイン性とユーザビリティが高評価の「ロジクール」

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マウスやキーボードだけでなく、ヘッドセットなどのパソコン周辺機器を全般取り扱っているLogicool。エントリーユーザーに向けたものからプロ向けのものまで、幅広い製品があります。

中でも「Logicool G」というゲーム専用シリーズは、デザイン性と機能性が高くゲーマーに人気です。
ゲーム用機能には、さまざまなコマンドを設定できるマクロ機能の「Gキー」などがあります。

ゲームデバイスを専用に扱っている「レイザー」

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「ゲーマーのためにゲーマーが作る」がコンセプトのRazerはゲーミングデバイスの専門メーカーです。
耐久性、機能性、デザイン性を兼ね備えた高いクオリティが知られています。

数多くのコマンドを設定することができる、マクロ機能が充実したモデルも用意されています。

静電容量無接点方式を搭載した「東プレ」

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東プレは、キーボードの中でも高性能かつ特殊な、静電容量無接点方式のキーボードを採用していることで有名です。価格は高いですが、正確性や静音性が高い「REALFORCE」は高い人気があります。

上位機種ではアクチュエーションポイントを変更できるものもあり、こだわってカスタムすることも可能です。
性能にこだわるなら東プレがおすすめです。

ゲーミングキーボードのおすすめランキング10選

1位「SteelSeries」Apex Pro TKL JP 64737

STEELSERIES ゲーミングキーボード APEX PRO TKL JP 64737 
出典: amazon.co.jp
詳細情報

キーボードの説明:ゲーム
接続方法:USB-A
色:ブラック

Apexのために作られたキーボード

独自の磁気センサー搭載でアクチュエーションポイントを0.4mmから3.6mmの間を10段階で変更することができます。アクチュエーションポイントが変更できることで、どのレベルのプレイヤーにも最適なセッティングになるでしょう。

一億回以上のキープレスに耐える耐久力やマグネット式のリストレストが搭載しているなど、基本性能以外の要素も整っています。レビューには反応速度も早く打鍵感も上品な仕上がりだ、と好評のコメントがありました。

アクチュエーションポイントが変更できることで、ゲームと普段用の使い分けができて、とても便利に使えているようです。

2位「Logicool G」 PRO X G-PKB-002

Logicool ゲーミングキーボード G-PKB-002 
出典: amazon.co.jp
詳細情報

キーボードの説明:ゲーム
接続方法:Micro USB, 有線
色:ブラック

強い押し心地の青軸、カスタムも

初期のセッティングは青軸が採用されているので、カチカチと深めに押したい方に適しています。別売りの「GXスイッチ」を利用することで、別の軸にキー単位で交換することができます。

例えば誤入力が多いキーを青軸にして、他のキーを軽い軸に変更するという使い方ができるのです。ただ青軸で使う場合は、性質上カチカチと音が鳴るので静音性はあまり望めません。

また、塗装はがれが起きているようで、耐久性を求めている方には向いていないようです。

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