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PlayStation VR(以下、PSVR)が発売されてから約3年

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家庭用ゲーム機PlayStation 4で手軽にバーチャルリアリティ体験を楽しめるPlayStation VR(以下、PSVR)が発売されてから約3年。現状ではPSVRにおける爆発的なヒットタイトルは生まれておらず、“まだまだこれから”といった印象だろう。

 そんな中、6月7日には人気ゴルフゲーム『みんなのGOLF』のPSVR専用ソフト『みんなのGOLF VR』が発売。SNSでは、

〈みんゴルVRやった! ムズい!腹立つ!楽しいw〉
〈みんゴルVR臨場感あって楽しい!〉
〈みんゴルVR楽しすぎやばい そして9H疲れる〉

 などと大好評。PSVRを持っていないネットユーザーたちからも、

〈そんでみんゴルのVRのあのセットのやつ買うかめっちゃ悩んどる〉
〈本体とみんゴルVRのセット買っちゃおうかな…〉

 と、PSVR本体との同時購入を検討しているとの声も出ているようだ。

 現在PSVR本体(PlayStation Camera、ソフト『PlayStation VR WORLDS』同梱)の価格は34,980円(税別)。また、上記のセットに『みんなのGOLF VR』とモーションコントローラーが同梱された生産限定版は36,980円(税別)。

 果たして、PSVRは今“買い”なのか? ユーザーはPSVRをどれくらい楽しんでいるのだろうか、満足しているのだろうか──。実際のPSVRユーザーに、話を聞いた。

ケーブルが多くテレビ周りが煩雑に…

 PSVR歴約2年の30代フリーライター男性・Aさん。これまで『バイオハザード7 レジデント イービル』、『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』、『ANUBIS Zone of the Enders MARS』、『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』などのゲームをVR版でプレイしたという。

「注目作はプレイしているつもりです。最初はVR映像にあまり慣れなくて、“VR酔い”もあったんですが、今はかなり慣れました。でも、ヘッドセットをつけてゲームをやると、頭に汗をかくし、首も疲れてくる。長くても1日1?2時間くらいしかプレイしません。

 ゲームについては、タイトルによって面白いものもあれば、そうでもないものもあった、という感じですが、タイトル数が少ない点は物足りない印象です。結局、非VRのゲームばかりやって、PSVRを立ち上げることはあまりないというのが現状です。

 あと、ちょっと煩わしいと感じるのは、ケーブル類が多いこと。ヘッドセットはワイヤレスではないうえに、さらにヘッドセットとPS4本体をつなぐプロセッサーユニットもあって、テレビ周りの配線が煩雑になってしまうんです。そこはどうしても気になります。

 価格は確かに安くはありませんが、私の場合、ガジェット好きでゲームも好きなので、許容範囲内です」

VR動画を自室で堪能できるメリット

 一方、20代の男性会社員・BさんはPSVR歴約1年。VRゲームをプレイする機会はあまりないという。

「PSVRを買った当初は、多少ゲームも楽しんだのですが、最近はあまりゲームはやっておらず、もっぱらVR映像を見るために使っています。PS4のコントローラーで操作ができるので、スマホ用のVRゴーグルで見るよりも格段に便利です。3D版の映画も見ます。多少慣れは必要だとは思いますが、そんなに違和感もなく、楽しめています」

 ゲームよりも動画を楽しんでいるBさんだが、3万円以上するPSVRの価格については、「VR動画を自室で堪能できることのメリットが大きいので、それほど高いとは思わない」とのことだ。

 VRの楽しさを手軽に味わえるPSVR。『みんなのGOLF』など、新たなタイトルの登場で、今後どこまで普及するか、注目したい。

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