Devil May Cry 3 Special Edition – カプコン
2005年にPS2用ゲームソフトとしてリリースされた『デビルメイクライ3』。若きダンテと双子の兄バージルとの戦いを描いた物語です。本作は、オリジナル版にさまざまな要素をプラスした「Special Edition」をニンテンドースイッチ用にリメイクしたダウンロード専用ゲームソフトとなっています。
近接攻撃が得意な「ソードマスター」、銃による遠距離攻撃に特化した「ガンスリンガー」など、異なるアクションを使い分けられる〈スタイルチェンジ〉システムが特徴。オリジナル版では特定の場所でしかスタイルを変更できませんでしたが、ニンテンドースイッチ版は自由に変更可能。よりスタイリッシュなアクションバトルが楽しめるようになりました。
また、ひたすら敵を倒し続ける「ブラッディパレスモード」を搭載。おすそ分けプレイに対応しているので、最大2人と一緒にプレイできます。爽快感のあるスタイリッシュバトルアクションが好きな方におすすめのゲームソフトです。
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Special Edition
『3無印』に様々な要素を追加したSpecial Editionが、2006年2月23日に発売された。
- 新プレイヤーキャラクター「バージル」(ミッションはダンテと共有)
- バージルの追加に伴う、新規ムービー
- 新難易度「VERY HARD」の追加(海外版3の難易度HARDに該当)
- 敵と戦い続けるサバイバルモード「BLOODY PALACE」
- 戦闘速度1.2倍のターボモード
等の追加要素がある。また、Windows用のゲームソフトとして、移植作品がソースネクスト(海外ではUBIsoft等)より2006年6月30日に発売された。
Windows版についての補足
ソースネクスト製の日本版は現在絶版となっており、入手は困難。海外版であれば、時間はかかるものの入手は容易(値段もお手ごろ)。UBIsoft製は多言語に対応しているため、レジストリをいじることで日本語化も可能(初期設定では英語)。
発売当時はコントローラのボタン設定が適応されないバグが問題となったが、ソースネクストより配布されているパッチをあてることで解決は可能(ボタン設定用のツールが付属されているので、それを用いる)。くれぐれも初期バージョンのままプレイしないように。
HDリマスター
PS3・Xbox360用のゲームソフトとして、『3SE』の解像度とフレームレートを向上させた移植作品がCAPCOMより2012年3月22日に発売された。
等の違いがある。しかし、いくつかの不具合も発見されている。
等。同時に移植された『1』や『2』は上記のような不具合は見られない(むしろ『2』はプログラムミスが修正されている)。2012年4月現在、修正パッチの予定はない。
後にPS4・Xbox One・Windows版が2018年3月15日に発売された。こちらでは致命的な不具合は修正されている。
特徴
前作『Devil May Cry 2(以下、2)』の続編として製作された。ゲームシステムは『1』に近いものとなり、『2』不評だった「モッサリ感」は改善されたと言える。
そして新システム「スタイルアクション(後述)」が追加され、『1』よりも多彩なアクションが可能となった。
ダンテおよびバージルのモーションも『1』から一新されており、海外の俳優をモーションアクター兼声優として起用している。更に、イベントシーンの量も『1』『2』より増えており、DMCのストーリーや世界観をより深く楽しめるようにもなった。
売上面では『1』や続編の『Devil May Cry 4』に及ばないものの、スタイルアクションによって実現された自由度の高いコンボの組み立てや、アクションは高く評価された。その一方で、シリーズ共通の欠点とも言われているカメラの見辛さ、無駄なおつかい・謎解き要素が批判されることもある。
あらすじ
まだダンテが若かりし頃の話。
便利屋が始まる前、名もない事務所で佇むダンテのところへ、アーカムという男が現れる。
アーカムは「”兄”からの招待状」として、多数の悪魔を事務所に召喚し、ダンテを襲わせる。難なく悪魔を蹴散らすダンテであったが、アーカムは既にその場を去った後で、周囲には散乱した事務所の備品だけがあった。
時を同じくして、ダンテの住む街の中心部に巨大な塔「テメンニグル」が出現。街は悪魔の徘徊する地獄と化す。そして、テメンニグルの頂上には、ダンテの兄「バージル」が居た。
バージルとアーカムの企みによって事務所をボロボロにされたダンテは憤慨し、彼らの居城であるテメンニグルへ乗り込むことを決意する。
登場人物
プレイヤーキャラクター
ダンテ
特徴6つのスタイル。各5つの近接・遠距離武器を駆使して戦うテクニカルタイプのキャラクター。武器は5つの中から同時に2つ選ぶことができる。 『2』で操作性の悪さ(モッサリ感)が批判されたためか、『3』では比較的操作性の良い、扱い易いキャラクターとなっている。
装備
スタイル |
バージル
特徴1つのスタイル。3つの近接武器と、幻影剣を駆使して戦うパワータイプのキャラクター。 『3無印』発売後に、プレイヤーから「バージルを使いたい」という要望が多数寄せられたため、『3SE』でプレイヤーキャラクターとして使えるようになった。 ダンテとの差別化のためか、攻撃力がかなり高めに設定されている。反面、操作性が悪く扱いづらい。 装備
スタイル
|
その他主要人物
レディ |
アーカム |
ジェスター |
悪魔
ケルベロス |
アグニ&ルドラ
双剣の柄が本体となっている高位の双子の悪魔。テメンニグルの第2の門番である。侵入者を排除しつつも、本心では自らを従えるほどの強者の出現を望んでいる。 |
ネヴァン人間の美女のような姿をした高位の悪魔。かつて、スパーダによってテメンニグルに封印された。彼女曰く「スパーダはいい男だった」。 |
ベオウルフ羽根の生えた巨人のような姿をした高位の悪魔。ネヴァンと同じくスパーダによって封印されていた。裏切り者であるスパーダを激しく憎悪しており、彼の子孫であるダンテを抹殺しようとする。 |
ゲリュオン |